アイヌモシリ連絡会からのお知らせ

【ご覧の皆さんへのお願い】

 ● 報告集への寄稿をお願いします 10月20日締め切り - 2008年9月20日

 ● お礼と緊急カンパのお願い その2pdfファイル) 8月15日締め - 2008年7月19日

【洞爺湖のデモ行進・伊達キャンプについて】 - 2008年7月6日~9日
 ● 伊達市にお住まいの皆さんへ (PDF)、 スケジュール伊達キャンプへのアクセス・地図
 ● キャンプサイトでの交流会・コンサ-トの企画(予定)キャンプQ&A伊達キャンプ(交流広場)での注意事項

【アイヌモシリ連絡会の主張】
 ● 外務省への申し入れ文書 G8首脳にたいする集会決議 (2008年 7月7日)
 ● 北海道知事への申し入れ文書「知事はG8洞爺湖サミットに協力せず、推進しないこと」 (2008年 4月4日)
 ● 反G8サミット北海道(アイヌモシリ)連絡会準備会呼びかけ 「別の世界が可能だ!」 (2008年 1月 22日) - 英語声明文 A Different World is Possible!--A Statement of the Anti-G8 Summit Hokkaido (Ainu Mosir) Liaison

2008年8月16日土曜日

【雑誌】 アナキズム、インパクション、壮瞥キャンプ

Webスタッフの佐伯悠です。

 2008年2月29日に発行の雑誌『アナキズム』第10号では、反G8の特集があります。
次号の刊行は未定のようですが、次号では、G8洞爺湖サミットでの反G8運動のレポートが掲載されるかもしれません。期待しています。他にも反G8関連について書かれた記事などがありましたら、アイヌモシリ連絡会宛にメールをいただけると幸いです。

    雑誌『アナキズム』第10号

      特集 II :反G8!

      * 随感随筆ドイツ反G8(成田圭祐)
      * 誰にとって誰が脅威なのか? G8サミットと国家弾圧の増大(ジェイソン・カークパトリック/No G8! Action 訳)
      * 戒厳令下シドニーのアナキストたち 排除への抵抗、自律的空間への協働(cat bloc)
      * Mutiny/FLARE インタビュー(cat bloc)
      * 勝利のショック(デヴィッド・グレーバー/No G8! Action 訳)・・・


 また、少し古い情報の紹介になりますが、雑誌『インパクション』162号はG8サミット批判の特集です。アイヌモシリ連絡会反G8キャンプ関連記事では、笠井一朗さんのキャンプ関連記事、本多さゆみさんのアイヌモシリ連絡会の記事が掲載されています。

    雑誌『インパクション162号 特集 ◇ G8サミット批判

      162号 特集 ◇ G8サミット批判

      * 座談会◎大橋正明・越田清和・小倉利丸
         G8の何が問われているのか 私たちはどのように行動するのか  …… …… 6
      * 越田清和  G8は平和に貢献するか …… …… 34
      * 小倉利丸  G8サミットとグローバル化する治安警察 …… 45
      * 笠井一朗  サミット会場まで車で三〇分 …… 51
      * 本多さゆみ  札幌におけるG8対抗行動を俯瞰する反G8連絡会始動。希望は、デモ …… 61
      * 「G8サミットを問う連絡会」は何を目指すか  仲田教人 …… 69
      * G8サミットに対する関西での取り組み  松平尚也 …… 73
      * 天笠啓祐  食糧・環境問題の危機的状況はどうして作られたか …… 76
      * インタビュー◎ 杉村昌昭(ききて・崎山政毅)  サミット対抗運動をメディア化せよ …… 83
壮瞥キャンプ

 下の動画ではインパクション162号の執筆者の一人でもある笠井さんも写っています。壮瞥キャンプがどんな感じだったかの模様もわかります。

 ボクも壮瞥キャンプには行きたかったし、もっと連携できればよかったなあと思います。「洞爺湖近辺のキャンプも3つに分かれるのではなく、ひとつでもよかったのではないか?」というキャンプ参加者の意見をキャンプ中やキャンプ後にボクは何回も聞きました。参加者の立場からすると確かにそうなのだろうと思います。ボクもできればそれがよかったと思っているし、反省点のひとつでもあります。

 ボクが個人的に考えていることを少し説明すると、基本的に「G8を問う連絡会」と「アイヌモシリ連絡会」では、現地行動の企画が別々に進行していたのですが、6月の20日を過ぎたころから調整会議などを開いて、さまざまな点で相互に協力することの合意がありました。ですが、それはキャンプの具体的な内容が固まってきたかなり直前のことであって、直前になってしまっては具体的なプランや深く話し合う時間が足りなくなってしまったこともあるし、またキャンプ運営に関する会計や予算などの都合で、結局キャンプは3つ開くことになりました。また、キャンプ期日の近くになるとそれぞれのキャンプでタスクのスケジュールがびっちり詰まっていて、余分な時間がなく身動きが取れなかったこと、携帯電話などでの問題などでキャンプ相互の連絡などうまく調整できなかったことと、参加者の数が増えた場合に一箇所だけでは対応できないだろうということ。そういう事情から、キャンプ場を三箇所で開催するということで進行していきました。

 こうして、現地キャンプが3つに分かれたことはデメリットも多かったわけですが、逆にメリットとしては、それぞれ独自性も出せ、キャンプ開催中に、各キャンプで活動内容やスケジュールの調整などが激しく話し合われた末、遂に合意に至り、最終的に3キャンプ合同の洞爺湖へのデモ行進に合流することができたことはとてもよかったとボクは思っています。

 それから、追加の反省点としては、7月10日までキャンプを延長することで、3キャンプが一箇所に集まって、合同交流会を行えたらよかったです。しかしながら、この合同キャンプの構想は、7月9日の夜、伊達キャンプ撤収作業&伊達キャンプ内での打ち上げをしている最中にやっと気がついたことであって、時すでに遅しで、各人の飛行機などの帰宅予定や、仕事の都合がある、キャンプ開催期間は予定から変更できないなどの理由で実現には至りませんでしたが。 

 それにしても、ボクを含めて3つのキャンプのスタッフや参加者は最後まで合同の行動を追求していたことを、参加者の皆さんにはご理解いただきたいと思います。

 また、ボクの個人的な行動予定と感想になりますが、ボクは伊達キャンプの現地スタッフであり、6月29日から伊達キャンプの現地入りしてキャンプの準備に追われていたため、キャンプ開催前ですら他のキャンプへ視察に行く時間が取れなかったこと、壮瞥キャンプ←→伊達キャンプ間の道南バスなどの交通手段を調べてもはっきりわからなかったこと、個人で移動するための車などを持っていなかったことなども原因です。それを押してでもボクは7月8日に壮瞥キャンプ行きを決行する予定でしたが、逆に壮瞥キャンプから野外ライブを見るために多くの人が伊達キャンプを訪れてしまったため、来訪者の対応に迫られ、遂に壮瞥キャンプというボクの願望は遂に実現しませんでした。申し訳ないです。とにかく忙しかった。ブログの更新なども進み、だんだん余裕が出てきて今日になって初めてこの映像を見たわけですが、壮瞥キャンプのスタッフや参加者の皆さん、どうもお疲れ様。いやー、キャンプは一箇所で、一緒にやりたかったですねえ。(豊浦も!)

G8TV 壮瞥キャンプ運営レポート

    各国NGOの活動拠点の一つ、壮瞥キャンプの運営についてリポートします。
    デモに参加するアクティビストを支えるキャンプワーキンググループや、フードコレクティブグループの活動、そして地元の人たちとの交流の様子を撮りました。

    ※制作:遠藤大輔 x 松澤優理子 * 4分 7秒 * 14.23 MB

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