9月2日(火)から平和と軍縮を話し合う第7回G8下院議長会議が広島国際会議場(広島市中区中島町)で開催されるようです。
「G8洞爺湖サミットはほとんど成果がなかった」との評価が大半を占めていますが、この会議のテーマである平和と軍縮にはまじめに取り組んで欲しいものです。
ただ、現行の法制度は不完全であって、例えば、サミット警備や国の防衛などの政府が決定権を持つ議案は、地方自治体や地域住民の意見はほとんど反映されていません。住民や国民の民意、地方自治体の決定が反映されるような政治システムへと改善する必要性を強く感じます。
道州制や地方分権の議論では、国から地方自治体への軍事・警備など安全保障面の権限委譲についても議題にあげて欲しいと思っているのですが、現在の福田内閣、アメリカ政府の言いなりで政治を続けてきた自公政権では根本的な改革はたぶん無理。まずは一刻も早い政権交代が必要なのでしょう。
●Googleニュース「日米地位協定」
●放射能漏れ原潜の入港拒否 長崎県が外務省に表明 (以下は47ニュースより転載。太字、リンクは佐伯。)
- 米原子力潜水艦ヒューストンが米海軍佐世保基地(長崎県佐世保市)に寄港した際、微量の放射能漏れを起こしていた問題で、長崎県は8日、外務省に「住民の不安は大きく、安全が確認できなければ県としては(同艦の)入港を容認できない」との立場を表明した。
同県の古川弘防災危機管理監が、外務省の日米地位協定室に電話で伝えた。
日米地位協定は米軍が使用する施設や区域への米艦船の出入りを認めており、地方自治体に入港を拒否する権限はないが、古川管理監は「県民の安全のため、県として強い姿勢を示す必要があった」としている。これに対し、外務省は「米側に引き続き原因究明と再発防止を求めていく」としている。
放射能漏れをめぐっては、長崎県の金子原二郎知事も5日、外務省を訪れ、安全性の確保や迅速な情報伝達を要請した。 2008/08/08 21:57 【共同通信】
● 長崎新聞 原潜の“入港拒否”も 8月16日
● 沖縄県も「寄港容認せず」 米原潜の放射能漏れ事故で 47NEWS - 2008年8月12日
● 連合山口の中野威事務局長らは24日、県庁を訪れ、日米地位協定の見直しに取り組むよう求めた。 毎日新聞 -
知事あての要請文は「女性暴行などの凶悪犯罪が起きるたびに米軍は綱紀粛正と再発防止策の徹底を約束するが全く効果がない」と言及。国民の生命や財産を守る上で問題があると指摘した。 中野事務局長は「岩国市民は不安を持っている。協定の問題を国に伝えてほしい」と ...
● 結党10年の民主:政権への展望/4 対等な日米同盟 毎日新聞 - 2008年7月17日
「政権を担って本当の対等な日米同盟を作り上げたい。日米地位協定や米軍問題について沖縄県民の意見を尊重し、解決策を考える」 民主党の小沢一郎代表は6月26日、那覇市での会見で訴えた。今月8日には与野党逆転を果たした県議選結果を踏まえ、地位協定の抜本改定や ...
● 米海軍艦「フォード」が苫小牧への寄港を打診 BNN - 2008年8月10日
今月4日、苫小牧港長を通じて同港管理者である岩倉博文苫小牧市長に「岸壁の手配」の要請があった。 市で現在、核兵器搭載の有無を外務省と在札幌米国総領事館に照会中。「照会期限は15日まで。それから受け入れを判断する」(市空港港湾課)としているが、日米地位協定 ...
苫小牧民報米軍艦が苫小牧寄港を打診
苫小牧民報 - 2008年8月9日
入港目的は、親善・友好訪問。30日から9月2日までの日程を希望している。苫小牧港管理組合によると、在日米海軍から苫小牧港管理者にあてた日米地位協定に基づく通知として4日、苫小牧港長(苫小牧海上保安署長)を通じて伝えられた。フォードは、全長138メートル、幅14メートル。 ...
入港目的は、親善・友好訪問。30日から9月2日までの日程を希望している。苫小牧港管理組合によると、在日米海軍から苫小牧港管理者にあてた日米地位協定に基づく通知として4日、苫小牧港長(苫小牧海上保安署長)を通じて伝えられた。フォードは、全長138メートル、幅14メートル。 ...
● 日米地位協定 『ウィキペディア(Wikipedia)』
- 不平等性の主張 協定の改定を求める日本の人々は、日米地位協定が不平等であると主張している。総じて、日本国内でありながら日本の法令は適用されず駐在公館(将兵個人には外交官)並みの治外法権・特権が保証されており、逆に日本国民の人権こそが侵害されているとして、在日米軍基地周辺の住民、特に多数置かれる沖縄などの地域の住民から内容の改定を求める声が上がっている。
第7回G8下院議長会議
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● Googleニュース「G8下院議長会議」
- ●衆院議長、G8下院議長会議でNPT強化を要求へ (以下はNikkei Netより転載。)
- 河野洋平衆院議長は15日、報道各社とのインタビューで、9月に広島市で開く主要8カ国(G8)下院議長会議で議論する軍縮に関し「核拡散防止条約(NPT)が少し緩んできたのではないかといわれている。不拡散の議論ばかりで核軍縮の議論があまりないのが気になっている」と述べ、NPT体制の強化を求める考えを示した。そのうえで、クラスター爆弾の全面禁止条約案について「政府としてできるだけ早く、国会で承認する努力を期待したい」と表明した。 (15日 22:01)
(以下は広島県のページより転載。)
第7回G8下院議長会議が,平成20年9月2日(火)に,日本で初めて開催されます。今回は「平和と軍縮に向けた議会の役割」などについて被爆地広島で討議されます。
広島県,広島市,地元経済界,G8関係の二国間友好協会が中心となって,歓迎の気運を盛り上げ,おもてなしの心を持って,各国下院議長の皆様をお迎えいたします。
【テーマ】
1 平和と軍縮に向けた議会の役割
2 二院制議会における意思決定
会場:広島国際会議場(広島市中区中島町)
(お問合せ)総務局秘書広報部国際課 082-513-2359
当日は,交通規制にご協力ください。
開催期間中,会場となる広島国際会議場(広島市中区中島町)周辺では交通渋滞が予想されます。マイカーの利用を控え,公共交通機関を利用するなど交通混雑緩和にご協力ください。また,検問・職務質問なども行いますので,ご理解とご協力をお願いします。
(お問合せ)警察本部サミット警備対策室 082-228-0110
※衆議院G8下院議長会議専用ページ
衆議院事務局国際部国際会議課 G8担当
電話 : 03-3581-5111(内線3009、3018)
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