各種メディアの反G8関連記事より転載します。
●洞爺湖サミットで“ピリピリムード”現地の不穏な動き(ゲンダイネット - 06月26日 10:00より一部転載。mixiの記事。)
- 福田首相が入れ込む洞爺湖サミットには世界各国から反サミットのNGOが集結する。混乱を回避するため、北海道と地元自治体はNGOに公営施設の利用を正式に認めたが、大混乱の恐れもある。サミット当日には数千人規模のデモや集会が予定されているのである。ピリピリムードの現地直前リポート――。
●世界各国から筋金入りの活動家が集結
行政側が今回、用意した公営施設は会場のウィンザーホテル洞爺近くの豊浦町森林公園と壮瞥町営宿泊施設オロフレほっとピアザ。ここに反G8のNGOが集結する。
元締の団体は2つ。「G8サミットを問う連絡会」と「反Gサミット北海道連絡会」だ。・・・
心配なのは、日本の警察や自治体が、こうした抗議活動に不慣れなことだ。過剰警備、過剰規制は思わぬトラブル、混乱を招きかねない。・・・(後略)・・・
- ★(佐伯悠よりコメント: 筋金入りの活動家とか元締の団体など、連絡会がとても特殊な団体であるかのような表現や、反Gサミット北海道連絡会と正式名称が微妙に間違っているところや、反G8伊達キャンプについて書かれていないなど、文章からは大衆誌ならではのゲンダイ・クオリティがあふれています。もちろんボクは反骨なゲンダイのファンですが。)
● 極めて怪しい洞爺湖サミット (ゲンダイネット7月7日より転載。Webの記録。)
福田首相が大張り切りの洞爺湖サミットは、政治ショーというか茶番劇。舞台からして怪しい。会場となるホテルは、政権をブン投げた安倍前首相がツルの一声で決めた場所だ。このホテル、バブルの最中に建てられ、その後、不良債権の代名詞になり、破綻。それをセコムが買収して高級ホテルに変身させたイワク付き。警察官僚の天下り先として有名なセコムの最高顧問と安倍前首相の関係は良好で、このホテルの周辺には黒い霧が立ち込めている。そんな疑惑のホテルに集う登場人物も奇々怪々。任期満了のブッシュ大統領を筆頭に、いずれも政治基盤の弱いG8。そんな首脳が集まって、世界の経済混乱や環境悪化、泥沼の中東、北朝鮮の暴走など、ブッシュがまいた種について話し合ったところで何ができるのか。
●ひどいものだ!“こんな政治を許している”大マスコミの権力癒着 (ゲンダイネット 7月9日 より転載。Webの記録。)
サミットの形骸化が指摘されて久しいが、それでもやるのは、多分に政治ショー的な要素があるからだ。福田首相が力を入れるのも、首脳会議を仕切り、パフォーマンスをすることで、自身のPRになるからである。そのために、警備と称して、自衛隊が動員され、警察官がいたるところで検問をしている。自分の政治的プロパガンダのために軍隊を動かすのは、独裁国家を思わせる。金正日とどこが違うのか、と問いかけたくなる。もちろん、そんなサミットの正体をメディアがきっちり、伝えればいいのだが、民放の有名キャスターが芸能人まで引き連れ、大挙して洞爺湖を訪れ、晩餐会や昼食会のメニューとか報じている。英国のメディアも晩餐会のメニューを報じたが、豪華な食事をしながら食糧危機を話し合う偽善を批判した。日本のメディアは独裁者の人気取りのツールでしかない。
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