今、発売中の週刊金曜日(06月20日版)の表紙は、『洞爺湖へ』という力強い文字とともに「反G8」と文字が描かれたドイツ・ロストックでの抗議キャンプの写真(成田圭祐氏撮影)です。
巻頭の特集記事は『洞爺湖へ G8を問う Let's CAMP!』で、栗原康氏が寄稿した4ページにわたる詳細なレポート。7月7日~9日に開催されるG8洞爺湖サミット開催にあわせ、国や北海道庁、地方自治体を交渉を重ねたり、交流集会、説明会、デモ行進などの地道な努力を繰り返すことによってついにキャンプの設置にこぎつけ、まもなく開催が予定されている市民による北海道内の反G8・オルタナティヴ・キャンプの取り組みが紹介されています。
このレポートの文章中で、『市民による今後の主な行動』として市民によるフォーラム、デモ、キャンプの紹介があり、また、サミットに反対するNGOのネットワークとして、「G8サミットを問う連絡会」キャンプ・ワーキンググループとともに、反G8サミット北海道(アイヌモシリ)連絡会が紹介されているので、このブログをご覧いただいていてキャンプに参加予定で読者の皆さんは、今週の週刊金曜日(06月20日号 『反G8』特集 『洞爺湖へ』)をお見逃しなく!
- 目次より
■洞爺湖へ
●特別寄稿 マイケル・ハート (11Page)
洞爺湖サミットで、闘争は新たなサイクルへ(Michael Hardt、A New Cycle of Struggles、翻訳:本橋哲也) <マルチチュード> <帝国>などの現代思想のキー概念をネグリと共に展開し、社会変革の可能性に言及してきたマイケル・ハートが、洞爺湖サミットを前に、本誌に寄稿してくれた。
●洞爺湖へ G8を問う Let’s CAMP! (14Page)
「もう一つの世界」を「いまここで」(栗原 康) 新自由主義を進める世界のトップエリートが集う洞爺湖サミット。だが同じ場には、世界各国からやってくる市民らも集まる。さまざまな手法で新自由主義の問題点を社会化し、「もう一つの世界」を模索する場として注目されている。
●殺さないで!サックスで反G8サミットを訴える (58Page)
ジャズを演奏しながらサミットに反対し、死刑廃止制度を訴え続けている女性サックス奏者。6月1日、東京・墨田公園で「反G8サミット」の野外ライブを開いた。スウィング・マサさんのHP
そして、同誌の『市民運動案内板』には、反G8関連イベントが掲載されいます。引用してリンクや詳細情報を少し調べてみました。
- 【市民運動案内板】
■6月24日(火) JUNKU トークセッション 入江公康×白石嘉治 眠らせろ! 学ばせろ! 群れさせろ! 大学、群衆、虚構、そして「敵」と「カネ」の話
18時半~、東京都・ジュンク堂書店新宿店8階喫茶(新宿駅)。1000円(1ドリンク付)。定員40名。電話予約可。ジュンク堂書店新宿店(03・5363・1300)
●東京都・ジュンク堂書店のイベント紹介ページ
■6月27日(金)『NAKBA ナクバ』上映会
14時~/18時~、小樽市民センター(マリンホール)。1000円。実行委(0134・22・6262和井内)WF T
●映画『NAKBA ナクバ』のホームページ
■6月29日(日) G8サミット直前東京行動 SHUT DOWN!貧困と環境破壊のG8サミット スーザン=ジョージ講演
18時~21時、東京都・文京区民センター3A(地下鉄春日駅)。資料代500円。14時~17時、自由貿易が食糧危機を招く!(アカデミー茗台学習室B、地下鉄茗荷谷駅。500円)。ほかにもさまざまなテーマで分科会あり。29日(日)14時半~、オルタナティブサウンドデモ(新宿柏木公園集合、新宿駅周辺をデモ)。ピープルズプラン研究所/ATTAC Japan(03・6424・5748)
(参考、レイバーネットのイベント紹介ページ)
■6月29日(日) 洞爺湖サミット粉砕! 6・29全国労働者総決起集会
13時~15時、代々木公園野外ステージ(原宿駅)。無料。終了後デモ。実行委(043・222・7207国鉄千葉動力車労働組合)WF
■6月29日(日) 止めよう!新基地建設 撤回させよう!検定意見 反対しよう!貧困と格差拡大 6・29連帯の集い
13時半~、沖縄県・宜野湾市社会福祉センター。資料代300円。講師・高作正博、與儀九英。実行委(098・890・5956)
また、今週号06月20日号『洞爺湖へ』とつながる問題設定として、次のバックナンバーも読みたいところです。
- ●第700号 検証 グローバリゼーション (2008/04/25)
●第698号 インディーズ系メーデーが熱い! (2008/04/11)/
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